台北駅の地下街を歩いていると、
テレビゲームソフトや、フィギュアを、
売っているお店が、けっこうあった。
ここはなんとなく、秋葉原とか、
大阪の日本橋のような雰囲気だなと思った。
しばらく歩いていると、
なんとメイド喫茶を発見した。
台北地下街は、まさに秋葉原だと、驚いた。
日本にいて、わざわざメイド喫茶に行きたいと、
思ったことはなかったけど、
目の前に、台湾版メイド喫茶があって、
すごく興味が湧いた。
みやげ話にもなるだろうと思って、
勇気を出して、ドアを開けた。
そしたら、メイドの格好をした女の子が、
中国語で何か話してきた。
僕は首をかしげて、「日本人なんでわかりません」
と言うと、
「リーベンレン(日本人)」と言ってきた。
日本語が少しわかるメイドさんがいて、
その子に交代した。
「お一人さまですか?」と訊いてきたので、
「はい」と答えると、
「少々お待ちください」と店の外で待たされた。
なんですぐ店に入れてくれないのかと、
疑問に思った。
しばらくすると、ドアを開けて、「どうぞ」と呼ばれた。
入っていくと、三人のメイドさんが、
「いらっしゃいませ、ご主人さま」と言ってきた。
すんげー、照れた。
席に座って、コーヒーを注文した。
うわーこれがメイド喫茶かと、
キョロキョロと見まわした。
テレビやネットで知ってた世界が、目の前にあって、
なんか笑けてきた。
あー、メイド喫茶にいる俺って、
キモイなと自分で思った。
コーヒーを飲みきって、席を立った。
会計をすますと、
メイドさんがドアを開けてくれた。
そして、
「いってらっしゃいませ、ご主人さま」と言ってきた。
カーっと、また照れくさくなった。
メイド喫茶の感想は、
あんまり居心地がよくなかった。
メイド喫茶に入ると、
お客はメイド好きの変態って、
レッテルを貼られてる気がして、落ちつかない。
可愛い店員さんがいる、普通の喫茶店の方が、
よいだろうと思った。
日本に帰ってきて、女の子に、
台湾でメイド喫茶を発見したから入ったと言ったら、
「キモー」と言われた。
 

コメント

nophoto
R
2007年2月7日0:52

わたし、秋葉原のメイド喫茶に行ったことあるんですけど、選択を間違えてしまったのかメイド服を着た普通のウエイトレスさんでした。
「お帰りなさいませお嬢様」とかそういうのを期待していたのに、言ってくれませんでした・・・。
いいなー不破さん・・・ご主人さまかぁwww

不破臼人
不破臼人
2007年2月7日22:46

へー、メイド喫茶にもいろいろあるんですね。
女性の場合は、「お帰りなさいませお嬢様」に、
かわるんですか〜。
はじめて知りました。

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