松江駅から、電車で出雲市駅へ。
出雲市駅の観光案内所で、観光パンフレットをもらい、そして、
レンタサイクルの場所を訊いた。
駅の駐輪所で、自転車を借りる。
(5時間くらい借りて350円。最初、デポジットで3000円必要。)
駅のコインロッカーに、荷物を預けた。
台風は過ぎたけど、小雨が降っている。折りたたみ傘をさす。
出雲大社へレッツゴー!!!
パンフレットの地図を見ながら、自転車をえっちらおっちらこぐ。
最短距離で行こうとせず、おもしろそうな道を通ってゆく。
雨が激しくなってきて、服が濡れた。
自転車をこいでゆくと、出雲ドームが見えてきた。
今朝のニュースで、出雲ドームの屋根の一部が、昨日の台風で、
飛んでいったと報じていた。
その、一部屋根のない出雲ドームを見ることができた。
出雲ドームが、間抜けに見えた。
田園地帯を通る。
果樹園を通る。
鳥が果樹園の柵にたくさんとまっていたので、
舌を「タンッ!」と鳴らして、鳥たちを驚かした。
びっくりした鳥が、一斉に飛び立っていく。
鳥さん、驚かしてスマン!
集落を通る。
住居の横に、馬小屋がある家を見つけて、かっこええと思った。
用水路沿いの道をゆく。
出雲大社の大鳥居へと進む。
変わった建築の図書館が見えたので、寄り道する。
吉兆館という、大社町を紹介した展示物がある施設にも寄り道。
ゆるい展示物。
吉兆館を出て、出雲大社へ。
大鳥居をくぐり、坂道を上り、参道の入り口へ。
自転車を駐輪できそうな所を探す。
駐輪場がないので、入り口前のスペースに駐輪。
参道入り口の二の鳥居をくぐり、出雲大社へと歩く。
林に囲まれた参道を、てくてく歩く。
昨日の風雨で飛ばされた、小枝や葉っぱが参道に落ちていた。
観光客は、そんなにいなかった。
社務所を通り、銅鳥居をくぐり、境内に入る。
出雲大社を紹介した写真でよく見かける、
拝殿の大きな注連縄(しめなわ)が、目にとびこんできた。
「これだ、これだ」と思いながら、近づいてゆく。
注連縄を下から見ると、賽銭がたくさんささっていた。
賽銭が注連縄にささると、願いが叶うという迷信があるようだ。
俺も投げてみたかったけど、一人で必死こいてやるのは、
恥ずかしいので、やめておいた。
若い女子二人が、注連縄に賽銭が、なかなかささらないので、
キャアキャア言いながら、何度も投げていた。
それを横目に、賽銭箱に、賽銭を投げて、お願い事をした。
拝殿を一周して、建物のつくりを観察した。
現在の拝殿は、昭和34年5月に竣功したそうだ。
拝殿の南西にある庁舎の前に、ハトがたくさんいるのだが、
人が近寄っても、まったく逃げなかった。
あそこまで人間慣れしたハトは見たことない。
流石、出雲大社を棲みかにしているハトだ。
大国主大神さまを祀っている御本殿を参拝する。
御本殿の中には入れない。
出雲大社に来た記念に、お守りを買った。
御本殿の周りに、八百万の神などの社があるので、それも見る。
境内の西の門を出ると、神楽殿があるので、それも見る。
帰ろうと思い、きた道を引き返す。
拝殿の前を通る時に、歩きながら、さりげなく、
注連縄に賽銭を投げたら、一発でささった。
「やった〜、一発でささった〜」と心の中で喜んだ。
境内を出た所で、カップルに写真を頼まれた。
銅鳥居と拝殿をバックにして、写真を撮る。
これで、この旅で写真を頼まれたのは、3回目だ。
あと何回頼まれるだろう。
二の鳥居をくぐり、駐輪していた自転車に乗る。
次は、歌舞伎の創始者と言われる、出雲阿国の墓を目指す。
このあたりは、山の麓なので、坂道が多い。
上ったり下ったりでしんどい。
ゆき道に、おみやげ屋さんや、食べ物屋さんが並んでいた。
あとで、ここらの店で昼食をとろうと考える。
墓を目指す途中、連歌庵に寄る。
阿国は連歌庵で、読経や連歌をして、余生を過ごしたそうだ。
連歌庵は火事で消失したので、現在あるのは再建されたものだ。
地図を見ながら、阿国の墓を目指す。
丘の上に阿国の墓があった。
自転車を降りて、階段をのぼる。
歌舞伎ファンではないけれど、墓を参拝した。
次に、阿国を崇拝する俳優たちが建てた於国塔のある、
奉納山へとゆく。
於国塔を見て、奉納山を登る。
小さな山なので、10分くらいで登れた。
奉納山の山頂に、展望台があったので、そこから出雲を眺める。
出雲市が一望できた。
奉納山を降りる。
昼食をとろうと、おいしそうな食べ物屋さんを探す。
お店に入り、出雲そばを注文する。
とても旨かった。
麺も、つゆもうまかった。
お店をでて、出雲大社の南側の街並みを見にゆく。
旧JR大社駅を見る。
めぼしい建物は見たので、駅を目指して帰る。
帰りは、天平古道を通ってゆく。
こちらも坂道の連続で疲れた。
島根ワイナリーが見えたので、寄ってゆく。
ここでは、ワインの工場見学や、ワインの試飲・販売をしている。
ワインを試飲して、おみやげのワインを一本買う。
ぶどうのソフトクリームを買って、食べながら、自転車をこいだ。
町の様子を見ながら、ぶらぶらと、駅方向へ。
ヤマダ電器があったので、カメラにつけるストラップを買った。
ぶらぶらしてたら、東に行き過ぎた。
出雲市駅に到着。
レンタサイクルを返却する。
コインロッカーから、荷物をとりだす。
電車の時間を調べると、あと40分くらいあった。
おみやげを買って、あとは待合場所でボーっとしてた。
高校生の下校時間と重なり、学生が駅にたむろしていた。
イスにすわってボーっとしていると、女子高生の会話が、
耳に入ってきた。
訛りがなくて、つまらなかった。
お笑い芸人のネゴシックスが使うような、島根弁を期待したのに。
5時くらいの米子行きの電車に乗り、出雲市駅を後にする。
今日は、岡山に住んでいるK君のアパートに泊めてもらうのだ。
岡山を目指して、電車にゆられる。
米子で伯備線に乗り換える。
乗り換えする時に、米子駅でパンを買い、電車の中で食べた。
午後9時50分くらいに岡山駅に到着。
岡山駅の西口でK君と待ち合わせ。
10時をちょっと過ぎた頃に、K君がやってきた。
K君とは、去年の年末の飲み会ぶりに逢う。
駅から自転車に乗ってK君が住んでいるアパートへ。
荷物を置いて、スーパーへ買い物にゆく。
米やら肉やら野菜やら菓子やらを買う。
アパートに戻り、メシをつくる。
米を炊こうとするが、米の軽量カップがないので、
どれくらい水を入れるか悩む。
確か米の分量の1.2倍の水を入れるんじゃなかったかと思い、
それで試しに炊く事に。
できあがった米の硬さは、俺にとったらベストだったんだけど、
K君にとったら、硬すぎだそう。
米の硬さで、熱い議論が。
K君「これは、ちょっとかたい」
不破「いや、これより硬くても、俺はOKやで」
K君「芯があるで」
不破「芯なんて、ないって」
米の硬さは、どうでもよいようで重要だ。
やっぱり、自分のうまいと思うものを食べたい。
まぁ、米がベチャベチャにならなかったので、炊飯は成功だ。
肉野菜炒めと、卵とネギを炒めたのを、K君がつくってくれた。
酒を飲みながら、メシを食べる。
ジンをグレープフルーツジュースで割ったのが飲みやすくて、
ぐいぐい飲んだ。
食って、飲んで、いろいろ語った。
しばらくして、眠くなってくる。
そのまま寝たいが、体が汗臭いので、シャワーを浴びる。
K君となんやかんや語りながら、眠りについた。
4日目、おしまい。
 

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