味蕾

2004年6月10日
人は、舌の粘膜にある味蕾(みらい)によって、味を感じているそうだ。
味蕾の数は、成人で平均3000個あって、歳をとると共に減少し、
70歳以上で成人平均の1/2から1/3になるらしい。
小学生の頃、すき焼きに入っているネギや、ネギ焼きがまずくて、
まったく食べられなかった。
それが、中学生くらいになると、おいしく食べられるようになった。
なんでやろうと疑問に思っていたのだけれど、
たぶん味蕾が減って、ネギのまずい成分を感じなくなったんと
ちがうだろうか。
ネギが食べられるようになったのと同じように、最近、酒のまずい
と思っていた味を感じなくなってきた。
それがなくなったので、酒が水のように飲める。
酔うのは、はやいけど。
味覚の進化のようで、退化のようで、進化のようで、退化のようで。
70歳以上で味蕾の数が成人の半分以下になるとすると、
何を食べても、ほとんど同じ味に感じるのだろうか。
歳をとれば、まずくて評判の店でも、別にまずくないのだーとか
言って、食べに行ったりするんやろうか。
まぁ、それで満足できるなら、いいや。
 

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