「サラバ地球よ〜旅立つ船は〜、宇宙戦艦ヤマト〜♪」
と、歌をうたいながら、中平は宇宙船『龍神丸』を操縦していた。
彼は、銀河新聞の記者だ。
龍神丸に乗り、広い広い宇宙を旅して、記事を書くのが仕事だ。
「どっかおもしろそうな星はないっかな〜」
中平は、レーダーを見ながら言った。
「あぶないっ。横から隕石が飛んできますよ」
イロカが、中平に言った。
彼女は、通訳と、宇宙船の整備を仕事としている。
イロカは、マルミン星の出身だ。
マルミン星人は、語学力に優れている。
どこに行っても、あっと言う間に言葉を覚えてしまうのだ。
「おもしろそうな星がある。この星に着陸してみよう」
中平が、言った。
 
TO BE CONTINUED…

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