『ねずみの国のあつし』 全7回くらい
2003年10月14日きのうあったか、なかったか。とにかくきのうあったこと。
夕暮れの公園で、あつしはサッカーの練習をしていた。
すると、あつしのとなりの家で飼われているネコの、ミネテルが歩いてきた。
「ミネテル、こっちおいで」
あつしが名前を呼んだのに、ミネテルは、フンッとした態度で歩いていった。
「かわいくないなぁ」
あつしが、サッカーの練習をしていると、ボールが草むらに飛んでいった。
高く茂った草が、ボールを隠して、なかなか見つけられない。
「どこにいったんだろう」
しばらく探していると、あつしは草むらに、大きな穴があるのを見つけた。
「もしかして、この穴にボールが落ちたのかな」
あつしは穴の奥を見ようと、のぞきこんだ。
すると、足元の土がくずれて、あつしは穴の中へ転がり落ちた。
「うわぁぁあ」
あつしは、まっ暗な洞くつに閉じ込められた。
こわくなって、涙をぼろぼろと流しながら「おかぁさん、おとうさん、たすけて」と、さけんだ。
洞くつは広いのだろう。さけび声が、遠くまでひびいている。
泣きつかれて、黙っていると、誰かの声がした。
「このあたりから、声が聞こえたんだよな」
「もうちょっと奥まで行ってみようぜ」
洞くつの遠くの方から、誰かが近づいてくる。
あつしは、灯りを見つけた。
「こっちだよ、たすけて」
あつしは、近づいてくる影を見て、びっくりした。
人間じゃなかった。大きなねずみだった。
「あそこに人間が迷いこんでいるぞ」
「つかまえようぜ」
二匹のねずみが、あつしをつかまえようと、やってきた。
あつしは必死になって逃げた。
でも、暗くて、ゆっくりでしか走れない。
とうとうあつしは、二匹のねずみにつかまってしまった。
夕暮れの公園で、あつしはサッカーの練習をしていた。
すると、あつしのとなりの家で飼われているネコの、ミネテルが歩いてきた。
「ミネテル、こっちおいで」
あつしが名前を呼んだのに、ミネテルは、フンッとした態度で歩いていった。
「かわいくないなぁ」
あつしが、サッカーの練習をしていると、ボールが草むらに飛んでいった。
高く茂った草が、ボールを隠して、なかなか見つけられない。
「どこにいったんだろう」
しばらく探していると、あつしは草むらに、大きな穴があるのを見つけた。
「もしかして、この穴にボールが落ちたのかな」
あつしは穴の奥を見ようと、のぞきこんだ。
すると、足元の土がくずれて、あつしは穴の中へ転がり落ちた。
「うわぁぁあ」
あつしは、まっ暗な洞くつに閉じ込められた。
こわくなって、涙をぼろぼろと流しながら「おかぁさん、おとうさん、たすけて」と、さけんだ。
洞くつは広いのだろう。さけび声が、遠くまでひびいている。
泣きつかれて、黙っていると、誰かの声がした。
「このあたりから、声が聞こえたんだよな」
「もうちょっと奥まで行ってみようぜ」
洞くつの遠くの方から、誰かが近づいてくる。
あつしは、灯りを見つけた。
「こっちだよ、たすけて」
あつしは、近づいてくる影を見て、びっくりした。
人間じゃなかった。大きなねずみだった。
「あそこに人間が迷いこんでいるぞ」
「つかまえようぜ」
二匹のねずみが、あつしをつかまえようと、やってきた。
あつしは必死になって逃げた。
でも、暗くて、ゆっくりでしか走れない。
とうとうあつしは、二匹のねずみにつかまってしまった。
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