蜘蛛の巣

2003年10月1日
イサムが庭の木を見ていると、蝶々が蜘蛛の巣にひっかかっていた。
彼は、蝶々をかわいそうに思い、蜘蛛の巣から逃がしてやった。
蝶々は、イサムのまわりをヒラヒラと舞って、どこかに飛んでいった。
その夜、イサムが寝ていると、戸をトントンと叩く音がした。
こんな時間に誰が来たのだろう、と彼は思った。
彼は玄関に行き、戸を開けた。
すると、そこには、蜘蛛男がいた。
「よくも俺がつかまえた蝶々を逃がしてくれたな」
蜘蛛男は、そう言うと、イサムをつかまえて、蜘蛛の糸でグルグル巻きにして、モグモグ食べた。

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