新世界めぐり
2003年9月24日大阪で友達5人と飲んだ。
はじめて、てっちりを食べた。
毒に当たるかもしれないのに、昔の人は食べたがったって言う位だから、死ぬほど美味いのだろうと期待していたのに、普通だった。
あんなものなのか。
今の時期の河豚は、そんなに美味しくないのかな。
もっと高級な店に行かないと、美味くないのだろうか。
飲んだ後は、一度泊まってみたかった、西成の日雇い労働者が泊まる安宿に行った。
一泊2100円。
まだ新しい建物なので、部屋はキレイだった。
西成で2100円だと、高めだ。
ほとんどの宿は、1300円だった。
昼間に、どこの宿に泊まるか、西成を歩いていた。
結局、事前にインターネットで検索して、調べておいた『来山』って宿に泊まる事にした。
宿が、客で一杯になるって事はないだろうけれど、一応って事で、予約しておこうと、宿に入った。
そしたら、フロントのおっちゃんの話し方が微妙に変だった。
間が変に長かった。
こっちの事を探ろうとしているようだった。
西成は、やっぱり物騒だから、そうやって客に探りを入れるのかなと思った。
ここらへんの宿には、すべて門限があった。
夜の11時半が門限って所が多かった。
物騒だから締め切ってしまうのだろうか。
それとも、夜中もフロントの人間を置いておくと、経費がかさむから、門限をつくっているのだろうか。
宿代を払い、部屋を確認してから、飲みに出かけた。
飲んだ後に、門限ギリギリに、駅から宿に歩いていると、道路に寝ているヒッピーの方がたくさんいた。
あと、道になんかの見張りっぽい人がいて、なんなんだろうと、気になった。
次の日の朝は、通天閣のある新世界の方へ行って、朝飯に、ジャンジャン横丁で、大阪名物ホルモンうどんを食べた。
そのうどん屋のおばちゃんは、お客にタメ口でおもろかった。
「なにすんの?」
って、客のおっちゃんに聞いていた。
客は、朝からビールやら泡盛やら、酒を飲んでいた。
ジャンジャン横丁の食べもの屋では、朝から酒を飲むのは普通なようだった。
店をのぞきながら歩いていると、おっちゃんらみんな飲んでいた。
歩いていると、
「2月に死ぬわ。仕事あらへんもん」
と3人で話し込んでいるおっちゃんらがいた。
ジャンジャン横丁を南へ抜けて、さらに商店街を抜けると、飛田新地があった。
そこは、中島らもさんのエッセイにも出てきていてて、一度見てみたかったところだ。
飛田新地は、Hないかがわしい店がたくさんある所だ。
200軒くらい店があるそうだ。
どの建物も古くて、すばらしかった。
『千と千尋の神隠し』に出てきたような世界があった。
朝だったので、開店している店は少なかったけれど、何軒かは開いていた。
店の玄関に、おばちゃんが座っていて、そのおばちゃんが呼び込みをしていた。
そのおばちゃんの隣に、若い女性が座っていた。
お客は、たくさんある店をまわって、お気に入りの女性を見つけて、おばちゃんと交渉して、店に入るそうだ。
帰ってきてから、ネットで検索してみた。
飛田新地は、古い建築物ばかりで、ほんと観光地としても、すごいと思う。
タイムスリップしたみたいな感じ。
夜になると、ぼんぼりがついているそうだ。
ぼんぼりがついたら、艶やかな雰囲気になるだろうな。
日本に、まだこんな場所があるなんてと感動した。
交通手段や、通信手段が発達して、日本に住む人の生活や価値観が同じようなものになって、つまんなくなっていっているんじゃないかと思っていたりするのだけれど、こういう変わった場所が存在していると、とても嬉しくなる。
大阪のミナミには、電器屋が集まっている所、若者の集まる所、日雇い労働者が集まる所、置き屋が集まっている所と、いろんなものが濃縮されていて、すごいなと思った。
数百メートル歩くと、全然違う色の街になってしまうのだ。
街歩きって、ほんとおもしろいから好きだ。
はじめて、てっちりを食べた。
毒に当たるかもしれないのに、昔の人は食べたがったって言う位だから、死ぬほど美味いのだろうと期待していたのに、普通だった。
あんなものなのか。
今の時期の河豚は、そんなに美味しくないのかな。
もっと高級な店に行かないと、美味くないのだろうか。
飲んだ後は、一度泊まってみたかった、西成の日雇い労働者が泊まる安宿に行った。
一泊2100円。
まだ新しい建物なので、部屋はキレイだった。
西成で2100円だと、高めだ。
ほとんどの宿は、1300円だった。
昼間に、どこの宿に泊まるか、西成を歩いていた。
結局、事前にインターネットで検索して、調べておいた『来山』って宿に泊まる事にした。
宿が、客で一杯になるって事はないだろうけれど、一応って事で、予約しておこうと、宿に入った。
そしたら、フロントのおっちゃんの話し方が微妙に変だった。
間が変に長かった。
こっちの事を探ろうとしているようだった。
西成は、やっぱり物騒だから、そうやって客に探りを入れるのかなと思った。
ここらへんの宿には、すべて門限があった。
夜の11時半が門限って所が多かった。
物騒だから締め切ってしまうのだろうか。
それとも、夜中もフロントの人間を置いておくと、経費がかさむから、門限をつくっているのだろうか。
宿代を払い、部屋を確認してから、飲みに出かけた。
飲んだ後に、門限ギリギリに、駅から宿に歩いていると、道路に寝ているヒッピーの方がたくさんいた。
あと、道になんかの見張りっぽい人がいて、なんなんだろうと、気になった。
次の日の朝は、通天閣のある新世界の方へ行って、朝飯に、ジャンジャン横丁で、大阪名物ホルモンうどんを食べた。
そのうどん屋のおばちゃんは、お客にタメ口でおもろかった。
「なにすんの?」
って、客のおっちゃんに聞いていた。
客は、朝からビールやら泡盛やら、酒を飲んでいた。
ジャンジャン横丁の食べもの屋では、朝から酒を飲むのは普通なようだった。
店をのぞきながら歩いていると、おっちゃんらみんな飲んでいた。
歩いていると、
「2月に死ぬわ。仕事あらへんもん」
と3人で話し込んでいるおっちゃんらがいた。
ジャンジャン横丁を南へ抜けて、さらに商店街を抜けると、飛田新地があった。
そこは、中島らもさんのエッセイにも出てきていてて、一度見てみたかったところだ。
飛田新地は、Hないかがわしい店がたくさんある所だ。
200軒くらい店があるそうだ。
どの建物も古くて、すばらしかった。
『千と千尋の神隠し』に出てきたような世界があった。
朝だったので、開店している店は少なかったけれど、何軒かは開いていた。
店の玄関に、おばちゃんが座っていて、そのおばちゃんが呼び込みをしていた。
そのおばちゃんの隣に、若い女性が座っていた。
お客は、たくさんある店をまわって、お気に入りの女性を見つけて、おばちゃんと交渉して、店に入るそうだ。
帰ってきてから、ネットで検索してみた。
飛田新地は、古い建築物ばかりで、ほんと観光地としても、すごいと思う。
タイムスリップしたみたいな感じ。
夜になると、ぼんぼりがついているそうだ。
ぼんぼりがついたら、艶やかな雰囲気になるだろうな。
日本に、まだこんな場所があるなんてと感動した。
交通手段や、通信手段が発達して、日本に住む人の生活や価値観が同じようなものになって、つまんなくなっていっているんじゃないかと思っていたりするのだけれど、こういう変わった場所が存在していると、とても嬉しくなる。
大阪のミナミには、電器屋が集まっている所、若者の集まる所、日雇い労働者が集まる所、置き屋が集まっている所と、いろんなものが濃縮されていて、すごいなと思った。
数百メートル歩くと、全然違う色の街になってしまうのだ。
街歩きって、ほんとおもしろいから好きだ。
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