漂流3496日目
2003年8月17日<<作者の都合により、再開!!>>
漂流して、3496日目。
いかだで海を渡り、日本に帰ろうと思ったのに、失敗して島に戻ってきた。
この島が外国なのかは、わからないが。
いかだは、50メートルほど沖に出た所で、ツタで編んだ縄がほどけて、丸太がバラバラになってしまった。
それで、丸太につかまって、必死になって泳いで島にもどってきた。
足がパンパンになった。
やれやれだ。
また、この島での生活がはじまるのだ。
あせる気持ちはない。のんびりいくしかない。
この島を脱出しようとした時に逃がした、相棒のイグアナのタモさんを連れ戻した。
なぜタモさんという名前をつけたかと言うと、あの芸能人のタモリさんが昔、イグアナの真似するネタをやっていたからだ。
タモさんと俺は、砂浜を散歩するのが日課だ。
砂浜には、いろんな物が流れついている。
たまに、ここで生活するのに役立つ物が流れてくるから、散歩しながら探すのだ。
今までに、白いポリタンクとか、お風呂に浮かべるアヒルのおもちゃとか、中国語の書いてある柔軟剤の容器とか、詩が書いてある手紙の入ったガラス瓶とかが流れついていた。
ポリタンクは、雨水をためておくのに使っている。
アヒルのおもちゃは、寝床にインテリアみたいなもんとして置いている。
柔軟剤の入ってた容器は、口の部分を切って、小魚をつかまえる道具にした。
詩の書いてある手紙は、この人間のいない島で、唯一他人を感じられる物なので、大事にしまってある。
青年の書いた、人生や恋愛についての詩だ。
上手な字で書いてある。
どんな人間が書いたのか想像したりする。
手紙の入っていたガラス瓶は、お湯を沸かすのに使っている。
さすがに、海は鍋を運んできてはくれない。
割れてしまわないかと、びくびくしながら、ガラス瓶でお湯を沸かしている。
他にもガラス瓶は流れてきたけど、ストックは3本しかない。
いろんなものが流れてきていて、島の生活は、そこそこ豊かなのだ。
刃物がないのが不自由だ。石を研いで、それで魚をさばいたり、木を削って食器をつくったりしている。
あ〜、島の近くを船が通らへんかな。
船を待つ日々が、またはじまった。
漂流して、3496日目。
いかだで海を渡り、日本に帰ろうと思ったのに、失敗して島に戻ってきた。
この島が外国なのかは、わからないが。
いかだは、50メートルほど沖に出た所で、ツタで編んだ縄がほどけて、丸太がバラバラになってしまった。
それで、丸太につかまって、必死になって泳いで島にもどってきた。
足がパンパンになった。
やれやれだ。
また、この島での生活がはじまるのだ。
あせる気持ちはない。のんびりいくしかない。
この島を脱出しようとした時に逃がした、相棒のイグアナのタモさんを連れ戻した。
なぜタモさんという名前をつけたかと言うと、あの芸能人のタモリさんが昔、イグアナの真似するネタをやっていたからだ。
タモさんと俺は、砂浜を散歩するのが日課だ。
砂浜には、いろんな物が流れついている。
たまに、ここで生活するのに役立つ物が流れてくるから、散歩しながら探すのだ。
今までに、白いポリタンクとか、お風呂に浮かべるアヒルのおもちゃとか、中国語の書いてある柔軟剤の容器とか、詩が書いてある手紙の入ったガラス瓶とかが流れついていた。
ポリタンクは、雨水をためておくのに使っている。
アヒルのおもちゃは、寝床にインテリアみたいなもんとして置いている。
柔軟剤の入ってた容器は、口の部分を切って、小魚をつかまえる道具にした。
詩の書いてある手紙は、この人間のいない島で、唯一他人を感じられる物なので、大事にしまってある。
青年の書いた、人生や恋愛についての詩だ。
上手な字で書いてある。
どんな人間が書いたのか想像したりする。
手紙の入っていたガラス瓶は、お湯を沸かすのに使っている。
さすがに、海は鍋を運んできてはくれない。
割れてしまわないかと、びくびくしながら、ガラス瓶でお湯を沸かしている。
他にもガラス瓶は流れてきたけど、ストックは3本しかない。
いろんなものが流れてきていて、島の生活は、そこそこ豊かなのだ。
刃物がないのが不自由だ。石を研いで、それで魚をさばいたり、木を削って食器をつくったりしている。
あ〜、島の近くを船が通らへんかな。
船を待つ日々が、またはじまった。
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