上海最後の夜(メモ)
2003年3月10日AM8時半起床。ホテルを変えるのは、面倒なので、結局今日もこのおんぼろホテルに泊まるとフロントの人にお願いする。フロントのおねいさんは、あいそがなかった。タクシーで骨董品街へ行く。骨董品街に行く前に、通りにあった店で揚げた小龍包のようなものと、肉まんを買った。そしたらこの小龍包がめちゃくちゃうまくて、中国に来てから食べた料理の中でベスト1の味だった。しかも安かった。10個で3元。あまりにおいしかったので、10個買って、さらに10個買って食べた。肉汁がたっぷりで、豫園の近くの店の小龍包よりも何倍かうまかった。骨董品の通りへ。骨董品を見て回る。がらくたばかりだった。いいのは全て売れてしまっているのだろう。カメラ等も置いてるとガイドブックには載っていたけれど、木彫りの置物ばかりだった。豚のオスとメスでセットになった置物と、見ざる聞かざる喋らざるの置物と、カメの置物を買った。50元だった。わざとぼったくられた。100元札を出したら、向こうが財布を見せて、おつりが50元札しかないと言ってきたので、しょうがなしに50元ぶんあるだろう置物をつけたした。その後、中国の漫画事情を調べたいD君と別れて、僕はR君と展望タワーへ。長江を船で渡ってタワーのある所へ行った。船乗り場が遠くて、かなり歩いた。卵をうすくやいたのを露店で買って食べながらタワーまで歩いた。タワーの最上階にあがるチケットは100元した。3つ階があって、上から2番目は80元とかそれくらいした。やっぱり一番上にあがるしかないやろうと一番上まで上れるチケットを買った。係員の人はすごくかしこそうだった。最上階からの上海の眺めは最高だった。展望タワーって地味で行く気せんかったけど、いい眺めだった。夜景も見たかったけれど、時間がないのでタワーを降りた。併設されていた、上海の歴史館みたいのに行った。すごいお金をかけてつくってあった。リアルな蝋人形や、上海の町のミニチュアなんかがあって、すごかった。期待してなかった分、良かった。7時半にD君と南京大通りの娯楽場で待ち合わせの約束をしていたので、急いで行く。タワーの近くの地下鉄で行ったら、すぐに行けた。日本と変わらないキレイな地下鉄だった。夕食は、吉野家で食べた。一回は中国版の吉野家を体験してみようって事で。その後、和平飯店の中にある、老年ジャズバンドで有名なバーに行く。ハイネケンを飲みながら、ジャズを聴いた。すげーリッチな気分だった。入場料が50元で、ビールが60元くらいだった。日本人観光客が多くて、演奏する曲が日本人好みになっていた。6年後またここにこようやと、友達と約束した。ビリヤードをしに、娯楽場に行ったら閉まっていた。24時間営業のはずだったのに。美食街で、夜食を食べた。トイレのあさがおの上に箸が乗っていた。この箸を捨てずに使うかもしれないと思うと気分が悪くなった。店内はキレイなのに、なんでトイレはあそこまで汚いのか不思議だ。コーンスープを頼んだら、めっちゃ甘くてよくなかった。他はうまかった。220元。深夜でも空いている店を探して、おみやげを買った。AM3時にホテルに戻った。船で食べるカップラーメンやお菓子を買いに、近くのコンビニへ。このコンビニがやたら、僕達が万引きしないかとじっと監視していて買い物しづらかった。安いのに万引きするわけないやろうが。公安もいつのまにかいた。俺がレジに品物を持って行った時に、公安がカバンの中を見せろと言ってきて、なにもとってへんわと怒りながらも素直に中を見せた。なんなのだあのコンビニは。気分が悪くなった。雑誌も買って、50元分買い物をした。
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