AM8時起床。9時に蘇州の観光案内の約束をしていたので、部屋から外に出ると、ドアの前に昨日のおっさんがいた。このおっさんに僕とR君は、ぼったくられるのだった。この時は何もわかってなかった。D君はゆっくりと一人で観光したいと言って別行動だった。おっさん2人に連れられて、蘇州の寺めぐりへ。おっさんは、車中でやたらと「富士山ビューティフル」とか「中国タバコだめ、日本タバコいい」とか「中国の車だめ、日本の車いい」とか言っていた。僕らの機嫌をとろうとしていたのか。自分の国の悪口を言う奴を信用するわけないのに。寺に入ると入場料を50元とられた。看板に50元と書いてあるので、50元なんだと思って払った。少し高いなと思っていた。『地球の歩き方』には15元と書いてあるので、R君がおかしいなと言った。僕は値上げしたのだろうと思っていた。お茶を売っていた寺で、琵琶を弾いていた美人がいたので、写真を撮れせてもらおうとしたら、カメラの調子が悪くて、フラッシュがつかなくて、撮れなかった。がっかりだった。おみやげ屋で蘇州の特産らしい、シルクのスカーフとハンカチを買った。スカーフ3枚とハンカチ2枚で100元だった。ぼられたかな。4つ寺をまわったら、どの寺も30元以上入場料をとられたので、さすがにおかしいと思って、ぼったくりと気づいた。その前から、ちゃんと案内してくれへんし、怪しいと思ってたけど。昼食に行く事になって、お店に連れて行くと言ってきたので、何元かかるのかと聞いたら、2人で380元(約5700円)と言ってきたので、あほかボケカスって事で、ここに連れてけとガイドブックに載ってる店を言うと、おっさんは泣きそうな顔になっていた。おっさんは、おそらく料理店にカモを連れて行くという約束をしていたのだろう。こちらの指定した料理店に連れて行ってもらい、食事をして、店を出て、おっさんらと逢うと、さっきとは違うしょうぼりした雰囲気で、もうホテルに帰りましょうと言ってきた。もうぼったくれないと思ってあきらめたのだろう。ホテルに帰ると案内料を100元と、お寺の駐車料金50元を要求してきた。お寺の駐車料金なんて無いとわかっていたけれど、むかついていたので、もってけ泥棒って感じで、50元をくれてやった。最後にこのおっさんらの顔を残しておこうと思って、デジカメで写真を撮った。この2人に注意って、蘇州旅行に行く人にどこかのサイトに投稿しようかなと思った。ホテルに帰って、D君のお寺のチケットを見て気づいたんだけれど、僕らが買ったチケットには団体券と書いてあった。団体券を買わされていたのだ。中国銀行で3万円両替した。晩はホテルの近くを探索した。街はずれの、庶民の店って感じの汚めの店で夕食を食べた。これが、上海の高級店よりもうまかった。帰りの船でみんな、高い店よりも安い店の方がうまいと言っていた。D君がホテルの前のDVDソフト、ゲームソフトの海賊盤を購入した。全て1枚5元。ジブリ作品が全部入ったVCDが1枚5元で売っていた。タクシーに乗って、地図を指差して、ここに行って下さいと言うと、運転手のおばさんは字が読めないらしくて、伝わらなかった。下手な発音でホテルの名前を言うとわかってくれて、ホテルに帰れた。中国は社会主義で男女平等らしくて、女性のタクシー運転手やバスの運転手が多い。R君とぼられてむかつくけど、いいみやげ話になるわと話して、さっさと寝た。

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