異性の視点

2003年2月1日
男性の作家が女性キャラを書いたり、女性の作家が男性キャラを書いたりするけれど、異性のキャラを書くのは難しくないのだろうか。
人それぞれ性格が違うけれど、同性の方がまだ何を考えているかわかる。
異性のキャラを書いたら「こんな男はいないよ」とか「こんな女はいないわ」とならないのだろうか。
ならないのだろうかではなくて、なってるな。
爽やかで優しくて男前のキャラや、優しくて純粋でかわいいキャラが、たくさんメディアにあふれている。
「そんなヤツおらへんやろー」だ。
誰も文句を言わないのは、つまらないのは現実だけで充分で、メディアには楽しい幻想を望んでいるからかもしれない。
リアリズムで作品をつくる作家は、そうもいかなくて大変だろう。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索