マスード

2002年9月9日
イスラムの平等とは人間の魂の平等のことです。
人種や民族に関係なく、同じ人間として平等なのです。
だから人間の優劣は思想と行動で決まります。
もちろん、経済的活動は自由です。だが富は絶対の価値ではありません。
『イスラムの経済平等』とは、豊かなものが貧しいものと富を自発的に分かち合うことです。
力で強制して平等にする共産主義とは違います。

アフガニスタンの自由と独立を求めて26年の長き闘いをした指導者マスードの言葉。
写真家、長倉洋海さんの写真集『マスード』のインタビュー記事から。

キリスト教とかイスラム教とか仏教とか他にいろいろ宗教があって、その中でもまた細かく宗派が分かれていたりする。
僕は宗教というものは人間の幸せのために生みだされたものだと思っている。だから、いかなる宗教も同じ事を言っていると確信している。
ただ、欲を持った人間が権力やお金欲しさに宗教をねじまげてつくりなおして、信者を増やして利用しているように思う。

長倉洋海さんの撮ったマスードを通してイスラム世界を見ると、今までとは違ったイスラムの雰囲気を感じる事ができる。
マスードはイスラム狂信者のテロによって2001年に亡くなっています。

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